SONYα9Ⅱが2019年11月Ⅰ日に発売されましたが、2019年9月24日に最新ファームウェアVer6.00がリリースされα9をアップデートしたのでそれをまとめました。
SONY α9のファームウェアVer6.00
今年初めのCP+で発表されたSONY α9(ILCE-9)ファームウェアVer6.00が2019年9月24日に公開されたのでアップデート。
今回のアップデートの変更点(SONY公式サイトから引用)
リアルタイム瞳AFの動物対応
動物に対応したリアルタイム瞳AFとトラッキング機能の併用が可能になりました。
人物と動物の瞳を同時に検出することはできません。また、動物の種類、複数の動物、動き回るような撮影環境では、瞳を検出できない場合があります。詳しくはサポートサイトを御覧ください。
インターバル撮影機能の追加
ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BT[別売]に対応
操作性向上フォーカス枠の色を指定する機能の追加
MENUボタンを押したときに、マイメニューを最初に表示する機能の追加
動作安定性向上<ご注意>
本アップデート実施後にRemote Camera Toolを使用する場合は、Remote Camera Toolを最新バージョンに更新してご利用ください。
ファームウェアVer6.00にアップデート
ファームウェアのアップデートはWindows機がおすすめ
まず用意したのは普段あまり使用していないWindows10機。
何故かMacではいつもうまくアップデートできません。
SONY純正マイクロUSBケーブルも必要
それとSONY純正マイクロUSBケーブル。
これも純正じゃないとα9にきっちりハマらなくてPCがカメラ本体を認識してくれません。
準備が完了したらまずはSONYのファームウェアサイトからVer6.00をダウンロードしましょう。
ファームアップ前にWindowsUpdateをしておきましょう
普段Windows機を使用していないためα9をアップデートする前にWindowsUpdateで再起動の繰り返しで時間がかかってしまいました。
Windows機をたまに使ってOSをアップデートしておきましょう。
少し時間がかかったけどアップデート完了。
日時が初期化されるので再設定が必要です。
今回の売りであるリアルタイム瞳AFの動物対応はペットを飼っていないのでくまのプーさんで動物瞳AFを実験しましたが認識してくれませんでした(笑)
ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1Bにやっと対応してくれました。
普段のポートレート撮影の時は使用しないのですが、星空ポートレートの時は使用するのでこれも待っていました。
インターバル撮影は風景を撮らなくなったので私は使用しませんが、星を撮影する方には朗報ですね。
フォーカス枠の色を指定する機能の追加
フォーカス枠の色を指定する機能が追加されました。
これを早速変えてみました。
変更前
赤に変更。
ライブビュー撮影は勿論、ファインダーを覗いているでも見やすくなると思います。
動作の安定の向上は常にアップデートして欲しいですね。
まとめ
まだ実際に本格的に撮影していないのですがα9、SONYのフラッグシップ機(SONYは公式ではフラッグシップとアナウンスしてません)としてそれにふさわしくなったと思います。
- 操作が軽快になった
- 暗いところでもピントが合いやすくなった
- リアルタイムトラッキング、瞳AFの精度向上
体感として感じられるのは大きくこの3点です。
改善してほしかった点はフリッカーレス対応。
蛍光灯や水銀灯下での露出、色の変化はRAW現像でも修正できない場合があるので。
α9Ⅱが出てもα9はまだ進化していていくと思われるのでフリッカーレスに対応して欲しいところです。
参考 フリッカー現象、フリッカーレス撮影CAPA編集部リンク
もし良ければこちらも読んでくださいね。
参考 SONYα9Ⅱの変更点foto Blog 参考 SONYα9Ⅱとα9の変更点foto Blog
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