SONY α9はSONYのガンダムだと思ってる。
ガンダムといっても若い世代はピンとこないと思うので少し紹介。
プロトタイプからどんどんバージョンアップで改良されていって性能がアップしていく点がα9とRX-78ガンダムと被るんです。
α9=プロトタイプの位置付けだと私は考えています。
α9Ⅱが11月1日発売
待ちに待ったα9Ⅱが2019年11月1日に発売されました。
今回はマイナーチェンジ版だと考えていましたがボディ剛性、シャッターユニット、目に見えない部分が結構変更されている。
通信系が強化されています。
東京オリンピックに照準を絞っていますね。
あとはやっとフリッカーレスに対応。
これはα9にもファームウェアアップデートで対応してほしい。
Canonも東京オリンピックを見据えてフラッグシップ機「EOS-1DX MarkⅢ」を発表しました。
Canon時代に憧れたけど高くて買えなかった。
初代1DXも中古良品は50万円近い価格です。
でもシャッターユニットを含むボディの頑丈さはあのイルコ氏が「一回も修理に出した事がない」と最近のYouTubeで言っています。
α9を含むαシリーズに足りないのは頑丈性。
α9Ⅱでも防塵防滴に配慮した設計となっている。
その点をクリアすればスポーツ撮影、報道でCanonを超えられるかも。
ニコンはまだD5の後継機については発表がありません。
もっともニコンのカメラはなぜか興味がわかないのです。
最近気になって仕方ないのが富士フィルム。
過去にも書いてます。
SONY α9とは
SONY α9は2017年5月26日に発売。
確か当時は発表前まで「α7SⅡの後継機種、α7SⅢが発表されるのではないか?」と噂になってました。
そこへ新機種α9が突然の発表。
発売価格は約50万円!
Canon 1DX MarkⅡ、Nikon D5と並ぶSONYのフラッグシップ機の登場(ソニーは公式にはフラッグシップと名乗っていませんが)
当時α7Ⅱを持っていましたがその画質の良さに惹かれて思わず購入したので、すごく気になっていました。
写真、カメラ好きな人ならスペック等は知っているでしょうがあらためて。
α9を使ってみて
欲しいと思いつつ約半年後、CanonからSONYへ乗り換えてα9を購入。
使ってみてに感想は
- 瞳AFの進化が凄い!
- バッテリーの持ちが大幅にアップしてる。
- ブラックアウトフリーの高速連写がまるで動画!
の3点ですかね。
瞳AFはα7Ⅱにも搭載されてますが操作が面倒、精度が低くて使ってませんでしたがα9になってから積極的に使い出しました。
ファームウェアのバージョンアップでリアルタイムトラッキングが搭載されたのと同時にさらに精度が上がりほぼ瞳からピントが外れなくなりました。
さらにそれまで任意のボタンに割り当てないと作動しなかったのがシャッター半押しで瞳AFオンに。
これはポートレートには絶大な進歩です。
バッテリーの持ちも大型のバッテリーに変わり撮り方にもよりますが一日撮影しても大丈夫。
2型のα7シリーズは予備バッテリーを複数使うのが当たり前でしたから。
ブラックアウトフリーについてはポートレートは連写はまずしないので不要かと思ったのですが、子供のスポーツ撮影の時役に立ちました。
α9の高速連写は鉄道写真やスポーツ撮影に役立ちますね。
無音、無振動の電子シャッターはポートレートにはあまり向いてないかもしれません。
モデルさんによってはシャッター音のタイミングでポージングを変える方もいるので、無音だと「撮ってたの?」と聞かれたことも多々。
α9かα9Ⅱか?
α9がガンダムだ、と強く思ったのが2019年5月のファームウェアVer.5,01の時。
α6400に先に搭載されていたリアルタイムトラッキング等が追加され、鈍かった各種操作も軽快に。
動物瞳AFも追加されるファームウェアVer.6、更新しましたがAF性能がUP、特に暗所に強くなりました。
あとはバージョンアップの度に操作が軽快になる事。
α9Ⅱは買いか?と聞かれたら「発売を待ってレビューを見てから」と答えます。
なんといってもボディだけでも55万円です。
私は金欠なのとα9に満足しているので買いません。
今でも素晴らしいカメラですよ、α9