【働き方改革】スシロー全店2日間一斉休業に思うこと

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【働き方改革】スシロー全店2日間一斉休業に思うこと

 

スシローが1月10日、日本国内にある全534店舗を2月4~5日に一斉休業すると発表しました。

2019年に続き今年も実施するという。

全店一斉休業はそこで働く従業員のモチベーションアップに繋がると思います。

定休日が無くシフト制で働いている方たちにとって嬉しいこと。

あらかじめ休みが決まっていると「あと◯日仕事をすれば休み」と気分的に楽になりますよね。

 

計画的に予定を組める

休みがあらかじめ決まっていると予定が立てやすいメリットがあります。

旅行の予約や計画、家族との団らん、趣味に使う時間など。

旅行もシフト制の勤務だとなかなか予定を組めません。

急遽の病欠等で出勤になることもあります。

私自身、以前はシフト制勤務で休みの予定が立てられませんでした。

ギリギリの人数でシフトを回していたため突発休が発生すると慌てて出勤したことが何度もありました。

それが全店一斉休業だとその心配がありません。

前もってこの休みについては全従業員に知らされていると思うので計画的な予定が立てられるでしょう。

 

スシロー経営陣の適切な判断

2020年の2月4~5日は節分と春休みの間にあるので、休業日とするにはちょうどいいというスシロー経営陣の適切な判断は素晴らしい。

正月に一部店舗で休業実験を行ったコンビニチェーンとは雲泥の差だと思う。

売上データは全て本部で把握しているはずです。

しかし「休業実験」で終わってしまった。

企業体質の差、と言ってしまえばそれまでですが、売上、儲けの少ない時期を選んだスシローに軍配が上がります。

お客様第一は経営上大事ですが、働く社員のことが一番だと思う。

なぜならその社員たちがいなければ商売、経営が成り立たないからです。

 

働き方改革とは社員ファースト 

働き方改革と言われて久しいですが、本質は「社員ファースト」だと思います。

経営陣も含めて現場で働く全社員。

社員がモチベーションを保ち、健康であること。

過重労働では身体だけではなく心も病んでしまいます。

今一番大切なのはメンタルケア。

北海道標津町の役場職員のようになっては絶対ダメなのです。

管理者、上司、同僚がお互いに気配りし「担当者任せ」にしてはいけないのです。

事件が起きてしまってからでは遅い。

それを未然に防ぐことが経営責任だと思う。

人手不足で人間関係がギスギスした職場、会社が多い現代の日本。

久々にスシローの全店一斉休業は心が和んだニュースでした。