スズキSエネチャージ搭載車の燃費を良くする運転方法改訂版です。
2019年10月27日現在のSエネチャージ搭載車はスズキハスラーのみ。
現在のスズキ車はマイルドハイブリッド、ハイブリッドシステムに移行しています。
Sエネチャージとは
Sエネジャージは簡易型ハイブリッドシステムです。
ハイブリッドとSエネチャージの違いは「モーターのみの走行が出来るか出来ないか」
Sエネチャージはモーターのみの走行は出来無い。
発進時や加速時にモーターがアシストします。
Sエネチャージの燃費を良くする運転方法
モーターアシストを効率よく作動させなければなりません。
意外とモーターアシストが効かない時があるんです。
エンジンが暖まってからSエネチャージが作動することが第一条件になります。
暖かい時期だと走り出してすぐ効くようになります。
アクセルを少し強めに踏む
信号待ちからのゼロ発進、坂道での走行では緩くアクセルペダルを踏むよりも「やや」強めに踏むとモーターアシストが効きます。
これはモーター容量が小さくて、アシストする時間も最大30秒という設計のため、アクセルの踏み具合によってそう制御されているため。
減速までのアクセルオフ時間を長くしてモーターに蓄電する
信号で止まりそうな時はエンジンブレーキで早めにアクセルオフ。
Sエネチャージのシステムはブレーキを踏んで時速13キロ以下になるとエンジンが停止してアイドリングストップの時間を増やすことができるからです。
市街地走行ではアイドリングストップシステムの無い車よりはるかに燃費が向上します。
モーターアシストが作動したらアクセルは一定に
走行中写真が撮れないので分かりにくいと思いますがアシストが効いたらアクセルは一定に保って最大30秒のモーターアシストを効かせましょう。
乗り慣れてくると音や車の挙動でわかるようになります。
なるべくオートクルーズを使用しない
高速道路で走る時にオートクルーズは便利ですよね。
ですがSエネチャージ搭載車ではオートクルーズ設定時にパワーが必要な時は内燃機関(エンジン、ターボ)を優先してるようです。
高速道路を片道約300㎞走ることが多いのですが、オートクルーズを使わないで走るとリッター2〜3キロ燃費が伸びます。
特に高速道路は長い上り下りが多いので蓄電、放電の効率が上がるせいでしょう。
寒くてもエンジンスターターは最低限に
寒冷地以外のユーザーにはエンジンスターターの存在を知らない人が多いと思います。
しかし寒い地域に住んでいる方は装着している人が多いでしょう。
最低でもフロント、サイドガラスの氷が溶けて視界が良くなるまでの時間に。
S-エネチャージは気温が0℃以下だとモーターアシスト機能が動きません。
無闇にエンジンスターターでアイドリング時間を長くすればするだけ冬場は燃費が落ちます。
エンジンが暖まってもモーターアシストが冬季間作動しない事が多いのはセンサーで感知してるのかな?
まとめ
軽自動車で燃費を気にするならターボ車なんて買わなければ良いのに、と思われがちです。
現在のターボ車は低回転から効率よくタービンを回し、よりアクセル開度を小さくして加速を良くするものになっています。
ノンターボ車とさほど変わらないと思います。
安全対策で車重が重くなっている現在の軽自動車は1000cc、リッターカーより燃費が悪い場合があります。
しかし税金や自動車保険の維持費を含めると長く乗るとトータルのコストは低いです。
2019年10月1日から消費税が上がり出費をなるべく抑えるための生活防衛手段のひとつ。