太陽光発電は大損 儲からない 2019年問題

太陽光発電

我が家は2011年に太陽光発電システムを設置したのですが、売電料が電力会社に支払う金額を上回るのは年にひと月です。

比較的晴天が多い5月は毎年売電料が支払い料を上回ります。

それ以外は太陽光発電の設置ローン代金+電力会社支払いが売電料金を上回ることは無いです。

つまり赤字だということなんです。

結論

最初に結論から。

太陽光発電を設置する場合はローンを組まず一括で支払うこと!

2011年当時は設置費用が一般住宅用で約300万円。

それ以外に災害補償や工事代金を含むと総額約340万円でした。

当時、いや今もそんな大金一括で支払えないのでローンを組む。

それが重荷になって結局損になるんです。

 

2011年当時近所で太陽光発電ブームだった

新興住宅街に我が家はあるのですが2011年当時は近所が新築と同時に太陽光発電を設置、または築数年の住宅が太陽光発電システムをあとから次々設置していました。

妻が近くのママ友が太陽光発電を設置したという話を聞いてもうノリノリ。

私は住宅ローンに更に太陽光発電のローンを組むのが嫌で「やめよう」と言っていました。

しかしいつの間にか業者が来て説明を聞くことに。

シミュレーションで損益分岐点を示されたのですがイマイチ信用できない。

それでその日は決めないで終了。


セールストーク

翌週2回めの交渉です。

このときも断るつもりでしたが見事セールストークと値引きにやられてしまい気がついたら契約書に印鑑を押していました…

太陽光発電

このシミュレーションでは損益分岐点が10年で収益になる、そして実際に近所で太陽光発電を導入した住宅の例での説明。

そして初回からの大幅な値引き!

最初の価格はなんだったんだ?

それに最初から乗り気だった妻に背中を押されてしまった…

契約の条件と違ってくる

晴れていても雪の降る地域なので太陽光パネルに雪が積もれば発電しません。

そこで雪が降ったらパネルからの雪下ろし無料も条件に入れました。

しかし実際に雪下ろしに来たのは最初の一回だけ!

それ以降は「他のお客様の家に全員雪下ろしに行っていていつになるかわかりません」「担当者が出張で」等々で来ませんでした。

数年に一度の大雪で半月以上太陽光パネルに雪が積もりっぱなし。

自分で雪下ろしをやってみましたが一人では危険だし無理。

結局半月以上発電、売電を行うことが出来ませんでした。

それ以降晴天が多い冬でも雪が積もると全く機能しません。

太陽光発電の2019年問題!

太陽光発電の2019年問題とは固定買取制度が終了することなんです

売電開始が2009年の場合買取価格48円で10年間固定(2019年まで)

売電開始が2011年の場合買取価格42円で10年間固定(2021年まで)

固定価格買取制度が終わった後の売電価格はまだ正式には決まっていないようです。

経済産業省の見解では、住宅用太陽光発電の売電価格を電力市場価格の11円/kWhにするとしています。

大幅な値下がり!

固定買取制度が終わったらどうするか

・現在の電力会社にそのまま11円の単価で売電。

・蓄電池を買って電気を貯める。

・電気料金の安い新電力会社に切り替える。

等など我が家でもまだ決まっていません。

これから太陽光発電を考えている方は

これから太陽光発電を考えている方はローンを組まずに設置すること。

技術の向上、コストが10年前より下がったこともあり、かなり設置費用は下がっているようです。

2019年から始めると買取価格24円で10年間固定買取制度が続きます。

現状でのシミュレーションはわからないのでいつ収益化するかはわかりませんが出来るだけローンは組まないほうが損はしないと思います。