SONY α9はSONYのガンダムだと思ってる。
ガンダムといっても若い世代はピンとこないと思うので少し紹介。
はてなキーワードより。
要はプロトタイプからどんどんバージョンアップで改良されていって性能がアップしていく点がα9とRX-78ガンダムと被るんです。
SONY α9は2017年5月26日に発売。
確か当時は発表前まで「α7SⅡの後継機種、α7SⅢが発表されるのではないか?」と噂になってました。
そこへ新機種α9が突然の発表。
発売価格は約50万円!
Canon 1DX MarkⅡ、Nikon D5と並ぶSONYのフラッグシップ機の登場(ソニーは公式にはフラッグシップと名乗っていませんが)
当時α7Ⅱを持っていましたがその画質の良さに惹かれて思わず購入したので、すごく気になっていました。
ネックは価格です。
プロカメラマンならそれで仕事をすれば元は取れますがなにせアマチュア、趣味の域です。
写真、カメラ好きな人ならスペック等は知っているでしょうがあらためて。
欲しいと思いつつ約半年後、CanonからSONYへ乗り換えてα9を購入。
使ってみてに感想は
- 瞳AFの進化が凄い!
- バッテリーの持ちが大幅にアップしてる。
- ブラックアウトフリーの高速連写がまるで動画!
の3点ですかね。
瞳AFはα7Ⅱにも搭載されてますが操作が面倒、精度が低くて使ってませんでしたがα9になってから積極的に使い出しました。
ファームウェアのバージョンアップでリアルタイムトラッキングが搭載されたのと同時にさらに精度が上がりほぼ瞳からピントが外れなくなりました。
さらにそれまで任意のボタンに割り当てないと作動しなかったのがシャッター半押しで瞳AFオンに。
これはポートレートには絶大な進歩です。
バッテリーの持ちも大型のバッテリーに変わり撮り方にもよりますが一日撮影しても大丈夫に。
2型のα7シリーズは予備バッテリーを複数使うのが当たり前でしたから。
ブラックアウトフリーについてはポートレートは連写はまずしないので不要かと思ったのですが、子供のスポーツ撮影の時役に立ちました。
9の高速連写は鉄道写真やスポーツ撮影に役立ちますね。
無音、無振動の電子シャッターはポートレートにはあまり向いてないかもしれません。
モデルさんによってはシャッター音のタイミングでポージングを変える方もいるので、無音だと「撮ってたの?」と聞かれたことも多々。
α9がガンダムだ、と強く思ったのが2019年5月のファームウェアVer.5,01の時。
α6400に先に搭載されていたリアルタイムトラッキング等が追加され、鈍かった各種操作も軽快に。
普通のファームウェアバージョンアップでは今までなかったカメラの初期化。
全く別の新しいカメラに生まれ変わったんです。
「これはカメラ界のガンダムだ」とすぐ連想しました。
動物瞳AFも追加されるVer.6は今月のはず。
それに合わせてもしかすると「α9Ⅱ」の発表もあるかも?
乞うご期待!
※記事作成時の2019年9月18日現在、α9も実勢価格は37万円くらいです。
長々と書きましたが要するにおすすめですよ、ということです。