私はApple Watchを購入する前からApple PayでSuicaを使っていました。
Apple PayのSuicaは駅の改札や店舗での買い物のときに起動、認証も不要で支払いができキャッシュレス決済にすごく便利です。
クレジットカードからチャージする時にポイントも貯まり、財布が小銭で満杯になる事がありません。
Apple Watchを購入して、iPhoneと両方でSuicaを使えるようにしたところあることに気が付きました。
それは「SuicaはApple WatchかiPhone、どちらかしか使うことができない」ということなんです。
正確に言うと「１つのSuicaをApple WatchとiPhoneの両方に登録することはできない」ということなんです。
Apple Payを使うことができる端末を２つ持っているのになにか勿体ない気がしました。
しかしそれを解決する方法があるんです。
この記事ではApple WatchとiPhone両方でSuicaを使えるようにする方法を紹介します。
１枚のSuicaをApple WatchとiPhone間で移動して使う
繰り返しになりますが同じSuicaをApple WatchとiPhone両方に登録することはできません。
iPhoneのWalletにSuicaを登録している場合
Apple WatchにSuicaを移動させて使う方法があります。
手順は
１、Watchアプリを起動
WalletとApple Pay
２，「My Suica」を追加
３，カードを転送
以上の手順でiPhoneからApple WatchにSuicaを転送することができます。
一時的にiPhoneから削除されますが、あとでApple Watch AppでiPhoneに戻すことができます。
エクスプレスカードに設定完了と表示されたらApple Watchへの移動が完了です。
SuicaをApple WatchからiPhoneに戻す場合
１，iPhoneのWatchアプリを起動
２，WalletとApple Pay
３，Watch上のカードでSuicaをタップ
４，〇〇のiPhoneにカードを追加
５，カードを転送
これでApple WatchからiPhoneへSuicaを転送できます。
あとでApple Watch AppでApple Watchに戻すことができます。
以上の操作で「１枚のSuicaをApple WatchとiPhone間で移動して使う」が完了です。
２枚のSuicaをApple Watch、iPhoneにそれぞれ登録して使う
１枚のSuicaをApple WatchとiPhone間で移動させて使うのが面倒だったり、それぞれ別に管理したい場合もありますよね。
そんなときは２枚のSuicaをApple Watch、iPhone、それぞれに登録して使う方法があります。
１．iPhoneのSuicaアプリを起動
２．＋マークをタップ
３種類のSuicaを登録することができます。
- My Suica（記名式）
- Suica定期券
- Suica無記名
定期ではなく普通のSuicaの場合は記名式と無記名がありますが、記名式の方が何かと便利です。
- 登録しているクレジットカードからのチャージができる
- オートチャージを設定できる
- 端末の不具合・紛失時に自分でSuicaの利用停止・再発行手続きをすることができる
記名式Suicaの発行方法
１．SuicaアプリからMy Suica（記名式）発行手続き
２、SUICAの名称を入力（自分がわかりやすい名称にしましょう）
３、クレジットカードの登録
４．セキュリティーコードの入力
５．新規発行の際はチャージが必要なのでSUICAへチャージ
６．支払い方法が表示されるので、登録したカードを選択
７．Apple Payにカードを追加画面が表示されます。
８．Apple Watch・iPhoneの追加したい方を選択
以上が２枚のSuicaをApple Watch、iPhoneにそれぞれ登録して使う方法になります。
Apple WatchとiPhone両方でSuicaを使う方法まとめ
同じSuicaをApple WatchとiPhoneの両方に登録することはできません。
方法としては
- １枚のSuicaをApple WatchとiPhone間で移動して使う
- ２枚のSuicaをApple Watch、iPhoneにそれぞれ登録して使う
の２通りになります。
私はApple WatchとiPhone、２枚のSuicaをそれぞれ登録して使っています。
ご自分の便利な方を選んで設定してみてくださいね。
